2020年振り返り

2020年について振り返ってみる。

 

■野田サリー
春頃に予定していたライブは例のごとく中止が相次ぎ、
夏の配信ワンマンと今月のワイサイのみとなった。
ライブは2本のみではあったが、この間に新曲「重力」を配信で展開したりもした。
ただ、昨年フルアルバムを作ったもののどうしたところで展開できなかった状況。
来年はまずこれを取り返すところからかな〜。

 


■砂上の楼閣
夏の配信ワンマンでライブ再開し、後半は何気にちょくちょくライブを行えていた。
砂上のワンマンなんてこんなに早くやるって誰も想像していなかった。
秋頃にはレコーディングを行い、先日Mix立ち会いまで進んだ。
来年は音源発表→展開まで進めたいところである。

 

砂上でライブを行えていたおかげで、少し勘を取り戻すことができたし、
このタイミングでなければやれないこともできたと思う。

 


今年の漢字
今年の漢字を表すとしたら『弱』である。

2020年を振り返る上でどうやっても避けては通れないのが、
新型コロナウィルス、そしてそれに伴う自粛、さらには緊急事態宣言。
こういったすべてのことが一気に覆るような事態が起きた時ってのは
その人の本性というのがむきだしになるくらいに出てくる。

 

風評被害、自粛警察、周りの目はとてもキツくなったし、
わがままな言動も色々と散見された。
要らぬ傷付け合いがとても多かったように思う。

 

自身はどうだったかというと、だいぶ弱っていたなーというのが正直なところ。
特に春から夏始めは思考がだいぶおかしなところに行っていたし、
鍛錬や活動的なところは何もかも停止していた。
夏の真ん中あたりから色々な危機感から少しずつ気持ちが変わってきて、
秋終わりから冬あたりにはようやくマシになってきたかな。

 

自身に関しては思った以上に弱いのねーというのがよくわかった1年だった気がする。
でも、現時点では健康だし、ちゃんとやることもやりたいこともあるので、
だいぶマシな方なのかなと。

このまま色々なものを手放しかねない状況だったけど、
そうさせなかった様々なことがあり、支えて頂いた人への感謝も多くあります。

 

 

新型コロナウィルスの騒ぎは結局今年で完結しなかった。
今は第3波で騒いでいる状況。
でも、春夏に比べると電車に人は戻っているし、街にも多くの人がいる。
だから、春夏の頃とは明らかに違う。

 

考え方が色々な方向へ分かれたのかな。
自宅に籠りっぱなしを決め込んでいる人、
籠ることができなくなって外に引っ張り出されている人、
籠ってたってどうにもならないと言って外に向かっていく人。
事情によって、気持ちによって、進み方が人それぞれになっている。

まぁ、今だと籠るの推奨が少し高まっているのかな。自身も実家には帰らないしね。

 

で、前述に書いた周りの目がキツい状態はあまり変わっていないように思う。
それもあらゆる物事に対してかな。
今年、恐ろしい勢いでリモートワークが進化したし、TV電話も当たり前になってきた。
オンラインイベントもこんな勢いで進化するのは想像つかなかったと思う。
でも、このかなりすごいことがもう当たり前みたいに扱われているのは怖いかな。
当たり前になっちゃうと、今度はそれが満たされないことですぐに不満があふれかえるので。

だから、今年は乗り越えて進化した人が多いと思うけど、
わがままになった人も増えたんじゃないかなと思う。
本性を理性でカバーするということをしなくなった人が多くなったのかなと思う。

 

だから、今年は「弱」という漢字かな。

 

こうなると来年は想像つかないね。

来年もまた精進。